本日、親英体道 本部道場において以下の稽古をしました。
「大会のお稽古 視点について」
親英体道のお稽古は、基本的に2人一組でお稽古し、取りに行く方と持たれる方が存在しますが、あまりこれをお稽古の中で役割を分担するようなことはしていません。
簡単に言えば、攻撃と防御に分けられるとも言えますが、これを分けないのです。
便宜上最初に持ちに行く方、最初にうちに行く方という説明に留めています。
これは『流れの稽古』とも繋がる話ですが、視点が変われば簡単にこの役割が入れ替わってしまうからです。
ここでお稽古中に我々がお稽古しなければならないのは、攻撃の視点でも防御の視点でも相手を倒す視点でもなく、宇宙の親和力の力徳の視点になければならないのです。
油井先生から教わった親英体道の言葉の中に『己をよく見、相手をよく見、天地をよくみよ』というものがあります。
そのような視点からお稽古をお互い深め合えたらと思います。