親英体道 本部道場で稽古がありました(2023/10/30 月)

本日、親英体道 本部道場において以下の稽古をしました。
「大会のお稽古」

神棚の話

道場に神棚がありますが、良い機会だったのでその在り方をご説明しました。

神棚はお稽古の始まる際と終わる際に祝詞を奏上する大切な空間です。

親英体道のお稽古は井上道主より神武として伝わっており、この神棚を通して神々と我々の魂を通わせてお稽古をする神事をしております。

毎度お稽古のたびに祝詞を奏上するのもそのためです。

特に神棚に火を灯し祝詞をあげてから、火を消すまでは、神棚には神々も座し、我々の魂を預ける神域となります。
なのでお稽古中は絶対に触ることは出来ません。

祝詞の際我々の魂は神棚に上げられて、無私の状態でお稽古しており、魂は神棚へあげられて神々の加護をえて磨かれます。

ですからお稽古中は私事を捨てて集中できるわけです。

むやみにその神域を触るということは神域を犯すことのみならず、我々の魂を汚し、お稽古にも悪影響を与えることになるのです。

また神事であると理解すると、それに相応しい求められる行為があります。

真剣に取り組むのは当然として、自我的な行為は禁止されます。
また祝詞以外で手を叩いたりする事もいけません。

真剣に取り組む中で、気づきからの笑いや喜び楽しむことは大いに結構ですが神事であることは忘れないでください。

真摯な気持ちでお稽古に励みましょう。